新入社員が解説～地鎮祭ってなぁに？～

公開日：2022/08/18

カテゴリー：AKIRA新聞

皆さん、こんにちは。
アキラ所沢営業所の山中です。

8月20日(土)に川越市にある安比奈親水公園で「第30回小江戸川越花火大会」が開催されます！　　　　　　　　　3年ぶりの開催だそうです！
今年は事前購入チケット制で既に完売してしまっているのですが、なんとYouTubeでライブ配信を行うそうです！
購入できなかった方もお家で楽しむことが出来ますね！
実は、小江戸花火大会は同じグループ会社である、株式会社アイエーがメインスポンサーとして毎年協賛しています。
見られる方はぜひ楽しんでください！

話は変わりますが、先日、当社で契約した土地で地鎮祭を行い、私も一緒に参加させていただきました。
正直、地鎮祭のことを今まで知らず、色々なことを学ぶことが出来ました。
そこで、今回は地鎮祭について書いていこうと思います！

地鎮祭とは

地鎮祭とは、木工工事や建築工事を行う際、工事が無事に終わるように神主を招いて
安全祈願をする儀式のことです。
その土地を守っている氏神様に土地を利用する許可を取る、工事の安全を祈る、
住む人の繁栄を祈るなどの意味があります。

鎮地祭、土祭り、地祭り、地祝いとも言われています。

一般的には、土地の四隅に青竹を立て、その間を注連縄で囲って祭場とし、斎主たる神職のもと、建設業者、設計者、施主らの参列の上で執り行います。

行う日にちは、大安、友引き、先勝の午前中がいいとされています。

逆に、仏滅、先負、赤口はあまり縁起が良くないとされています。

必ずやらなくてはいけないのか

地鎮祭は、必ずやる必要はありません。
昔からの伝統的な風習ですが、現在は「手間や費用が掛かるからやりたくない」「日中は仕事があって時間をさけない」「古い習わしだしやらなくてもいいや」などの声もあり、やらない方も多いそうです。

地鎮祭に必要なもの

地鎮祭では、祭壇を用意してお供え物をする必要があります。基本的に必要なものは施工会社が用意してくれますが、施主が用意しなくてはいけないものもいくつかあります。
当日までに、施工会社や神職と相談する必要があります。

①お金

地鎮祭を行う際には、玉串料(初穂料)をのし袋に入れて神主に渡します。
大体2～4万円が相場となっています。

工事関係者が参加する場合には、その方達にもお金を渡さなければいけないのかと考える方もいると思いますが、一般的には渡す方は少ないです。

②お供え物

お供え物は米、奉献酒、塩、海の幸、野菜、果物などが一般的です。
値段の相場は大体5千～1万円程度になります。
ですが、お供え物は施工会社の人が用意することもあるため、事前に確認が必要です。

③近隣の方へのあいさつ

地鎮祭が終わった後、近隣の方にあいさつに行かれる場合は、粗品を持っていくのに費用が掛かります。
1つ2000円程度のものを持っていくのが一般的ですが、地域によって変わってくるため、こちらも念のため確認しておくと安心ですね。

地鎮祭の流れ

地鎮祭の流れは以下のようになっています。

①修祓（しゅばつ）　参列者、お供え物を祓い清める儀式
②降神（こうしん）　その土地の神、氏神を迎える儀式
③献餞（けんせん）　神に裁断のお供え物を食べていただく儀式
④祝詞奏上（のりとそうじょう）　工事の安全と家の繁栄を祈る旨の祝詞を奏上する
⑤四方祓（しほうはらい）　土地の四隅をお祓い清める
⑥地鎮（じちん）　刈初、穿初、鍬入
⑦玉串奉奠（たまぐしほうてん）　神前の玉串を奉り拝礼する
⑧撤饌（てっせん）　酒と水の蓋を閉じお供え物を下げる
⑨昇神（しょうしん）　神籬に降りていた神をもとの御座所に送る儀式
⑩直会（なおらい）　供え物のお神酒をいただく