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所沢の不動産会社が解説~空き家問題について~

公開日:2021/01/28

カテゴリー:AKIRA新聞

こんにちは。私、株式会社アキラ コラム担当の中田です。
現在三芳町の本社から所沢営業所に研修にきています。

株式会社アキラの不動産ニュース今回のテーマは「空き家問題とは?」についてとてもわかりやすく解説していきます。

現在日本では空き家の問題が大きな社会問題となっています。

所沢市では、平成10年の調査で空き家数は11,700戸で住宅総数の9,3でしたが、平成20年は14,780戸で割合が若干増加して9,9%になり年々空き家率が増加しています。

空き家問題の原因、現状

皆さんは現在日本に空き家の数がどれくらいあると思いますか?

2018年の国土交通省の調査では、全国の空き家率13.6%で住宅の1/10以上もあります。

空き家には様々な空き家があり、賃貸住宅、売却住宅、別荘、管理されていない住宅等があります。空き家について現在問題視されているのは、管理されていない空き家です。

空き家率13.6%のうち約4割が管理されていない住宅です。

空き家は、周辺や地域へ悪影響を与えます。雑草が伸び、害虫なども増え、建物の劣化など景観が悪化し、悪臭や家屋の倒壊などという問題などがあり、不法侵入などの犯罪リスクが高くなり、周辺の治安にも影響を及ぼします。

三つの原因

少子高齢化による転居

家を所有している高齢者が、老人ホームや介護施設などの入居など、親族などの住居に居住してしまう為、空き家が増える原因になります。また所有者が住宅を放置するケースもあります。

 

相続関係

親族が亡くなり空き家を相続してそのままにしてしまっているケースです。

昔住んでいて思い出がある家だから売れないといった原因もありますが、他に固定資産税が原因の場合等があります。

家を所有していると毎年固定資産税を支払う必要がありますが、土地に建物が建っていると土地面積200㎡までの分について6分の1に減額されるというメリットがあります。空き家を解体して更地にすると固定資産税の支払いが6倍になり、負担増になります。

このような事が空き家が増えてしまう原因にもなります。

 

既存住宅よりも新築住宅が人気

やはり、夢のマイホームは中古住宅よりも新築住宅を買いたいですよね?

現在、日本の新築住宅着工数は90万5123戸なのに対して既存住宅流通量は17.1万戸です。

日本人は、中古住宅より新築住宅を好む傾向があります。中古住宅を購入する際は不安などの心情的な部分があり、現在中古住宅の流通量が低下しています。

誰しも一生に一回の夢のマイホームは中古住宅よりも新築の家に住みたいのです。

そして不動産側としても利益が大きいのは新築住宅なので、新築の住宅数を増加させています。新築住宅が増えるということは中古住宅が売れなくなり、空き家率が増えます。

このような事情が、世帯数の増加以上に新築の住宅数を増加させている理由のひとつです。新築住宅が増えるということは、将来空き家となる可能性を持った家が増えるという事です。現状、日本においては新築住宅への人気が高く、中古住宅はまだまだ流通量が少ないのです。

空き家解決方法(特別措置法とは)

日本では増え続ける空き家に対して、2014年に空き家対策特別措置法を制定、2015年2月に施行されました。

この法律により雑草が長期間放置されていたり、今にでも倒壊しそうな空き家や適切な管理が行われていない空き家は、その地域住民の生活環境に影響を及ぼしていると考えられ、特定空き家と認定され、行政が所有者等へ改善を求める助言や指導、勧告、命令等の措置を行うことが可能となりました。

特定空き家に指定する

空き家対策特別措置法では倒壊の危険や周辺環境の悪化につながる可能性のある空き家を「特定空き家」とします。
特定空き家の勧告を受けたあと、行政の命令に従わなかった場合は、最終的に強制対処が取られます。強制対処では家の状況に応じて、建物の補修工事や強制撤去が行われます。

なお、市町村は特定空き家の可能性がある空き家については、所有者に対して改善するよう指導・勧告し、所有者がこれに従わない場合は改善命令が下され、それでも従わないと特定空き家に指定されます。

特定空き家に指定されると、行政が撤去などの強制対処をとることもできるようになります。

皆さんいかかだったでしょうか?他にもAKIRA新聞に不動産コラムを複数掲載しておりますので、是非ご覧ください。

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